活動日:9月27日(【日曜日】)
会場:震災復興農地(宮城野区岡田【親子料理ファーム】)
今回の活動
第6回のテーマは、「有機栽培野菜の収穫体験と、宮城県の郷土料理『芋煮』づくり」です。会場は、東日本大震災の津波から復興した農地。畑で収穫した野菜と、地元のお肉で芋煮を作り、みんなで味わいました。
当日の様子
① 畑で収穫体験
大根と長ねぎに加えて、オクラ、茄子、枝豆も収穫しました。この日は天気があいにく不安定でしたが、子どもたちは雨の心配など気にせず、畑に飛び出していきました。大根を「ぬけた!」と両手で抱える子、枝豆を夢中でちぎる子、茄子の紫色にびっくりする子と、反応はさまざまです。自分で収穫した野菜を持つときの、誇らしそうな表情が印象的でした。
② 目の前でお肉を解体
芋煮に使う豚肉は、蒲生の丹野畜産さんから格安でお譲りいただいた「豚ももブロック」です。大きな塊を子どもたちみんなで囲み、目の前で解体していただきました。ブロックが小さくなっていくたびに、「おお〜!」と歓声があがりました。
そのあと、子どもたちも切り分けたお肉を細かくカットする体験をしました。包丁を持つ手は真剣そのもので、お肉の手ざわりや重さも感じてもらえたと思います。普段食べているお肉が、どうやって自分の口に入るのか。教科書では伝わらないことを、体験を通して学べたのではないでしょうか。
③ みんなで芋煮づくり
収穫したばかりの野菜と、カットしたお肉で芋煮を作りました。自分で収穫し、自分で切った食材だからか、「おかわり!」の声が続きました。畑の恵みを、みんなで囲んで味わう時間は格別でした。
印象に残ったこと
今回、とくにうれしかった場面があります。参加してくれた6歳の男の子が、「循環型農業」という言葉を覚えて、ほかの参加者に「野菜ののこりは、たい肥にするんだよ」と教えてくれたのです。畑で学んだことを自分の言葉で伝えている姿に、スタッフ一同、胸が熱くなりました。小さな子の中にも、学びの種がちゃんと育っていることを実感できました。
ボランティアの支え
当日は、高校生、大学生、社会人のボランティアさんも駆けつけてくれました。収穫のサポートや包丁を使うときの見守りなど、それぞれが自分にできることを探して、子どもたちに寄り添ってくれました。幅広い年代の人が関わることで、子どもたちにとっても、いろいろな「お兄さん・お姉さん」との出会いになったと思います。
成果と今後に向けて
今回の活動で、子どもたちは次のことを体験しました。
- 有機栽培野菜の収穫と、土や自然への親しみ
- お肉の解体とカットを通した、「いのち」をいただくことへの理解
- 郷土料理・芋煮を通した、地域の食文化への理解
- 残渣を堆肥にする「循環型農業」への気づき
震災を乗り越えた農地で、たくさんの参加者や支援者が関わりながら、自然の恵みの価値とありがたさを体験して学べる、素敵な時間になりました。今後も、子どもたちが「楽しい」を入り口に、食・農・環境・地域のつながりを学べる場を続けていきます。




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この活動は、2025年度 こくみん共済 coop 地域貢献助成を活用して実施いたしました!
